今回のゲストは坂本あおいさん!

今回の

「ドロンマル」とは、なんぞや? とお思いでしたら、今回のテーマの本『おばあちゃんのごめんねリスト』(フ 「ドロンマル」とは、なんぞや?とお思いでしたら、今回のテーマの本『おばあちゃんのごめんねリスト』(フレドリック・バックマン著、坂本あおい訳、早川書房)をぜひご覧くださいませ。本作は、スウェーデンに住む7歳の女の子エルサが、大好きなスーパーヒーローだったおばあちゃんの遺した手紙をさまざまな人に届けていく物語です。そのなかでたびたび登場するのが、このドロンマルというお菓子。作中では「夢」の字が当てられています。これはきっと、夢のようにおいしいにちがいありません。

 

 まずは、発酵に時間のかかるシナモンロール作りから取り掛かります。ボールの中で材料を混ぜ合わせるので、手もテーブルもパン生地でべとつくことがなく、簡単にふわふわもちもちの生地が出来上がりました。レドリック・バックマン著、坂本あおい訳、早川書房)をぜひご覧くださいませ。本作は、スウェーデンに住む7歳の女

それをオーブンで発酵させている間は、しばしの“もぐもぐタイム”! サーモンとチーズのカナッペをいたそれをオーブンで発酵させている間は、しばしの“もぐもぐタイム”! サーモンとチーズのカナッペをいただき、仕事帰りの小腹が満たされました。お世話人の皆さまの細やかなお心遣いたるや。坂本あおい先生からも、本作の魅力や、スウェーデン語の原書と英訳を読み比べつつ訳されたとの裏話をうかがいました。

 

 そののち、いよいよドロンマル作りとなりました。材料は、小麦粉、バター、砂糖などお菓子作りにおいて基本的なものばかり。作りかたも、すべての材料を混ぜたら小さく丸めて焼くだけというシンプルさ。儚い雪のような白い色が特徴的なお菓子のため、低温でじっくり焼いていくとのことです。そして15分後、甘いにおいを放つオーブンを開けると、ひとまわり大きくなった、ころころと可愛らしいドロンマルが出来上がりました。だき、仕事帰りの小腹が満たされました。お世話人の皆さまの細やかなお心遣

 発酵して膨らんだパン生地のほうも成型して仕上げます。宮崎先生のデモンストレーションに皆さん真剣な眼差しで釘付けになりました。シナモンロールって、一体どうやってあの形にするのでしょう? まず、生地をひとかたまりのまま長方形に延ばし、シナモン、カルダモン、砂糖をまぶしたら、手前からくるくると太巻きのように巻いていきます。そしてジグザグと8等分に切り分け、頭の部分を小指でぎゅっと押すと……きれいな渦巻き模様が両はじに現れました!「おおーっ」と上がる歓声と拍手。まるで手品のようです。

発酵して膨らんだパン生地のほうも成型して仕上げます。宮崎先生のデモンストレーションに皆さん真剣調理室がバターとシナモンの香りに満たされ、シナモンロールも焼き上がりました。さあ、お待ちかねの試食です。焼きたてのあつあつを頬ばると、控えめな甘さのなかカルダモンの香りがすっと鼻を抜けました。この爽やかさは、くせになるかも。ドロンマルはというと、こちらも甘さがしつこくなく、ほろっと口の中で優しく崩れてゆく、その名の通りのお菓子でした。どちらもシンプルな材料と作りかたなので、家でもまた作りたいと思います!

 

 また、坂本先生より、『おばあちゃんのごめんねリスト』の続編となる新刊『ブリット=マリーはここにいた』のご紹介もしていただきました。そう、『おばあちゃん~』をお読みの方にはすでにおなじみの、あのブリット=マリーが今作での主役です。前作では鼻つまみ者として描かれていた彼女が、新天地でどんな人たちと出会い、どんな変化を遂げるのでしょうか。先月発売されたばかりのこの本を、なんと坂本先生より1冊プレゼントとのことで、急きょじゃんけん大会となり大盛り上がり(笑)。

 

 おいしいお料理と楽しいおしゃべりで、お腹も心も満たされた秋の夜長でした。お世話人の皆さま、そして坂本あおい先生、素敵な会をありがとうございました。

 

 みなさま、こんにちは! 翻訳ミステリーお料理の会です。翻訳ミステリーに出てくる料理をみなさまと楽しく作り、おいしく食する調理実習をメインに活動しています。

 今回の調理実習で作るのは、北欧ミステリーなどでおなじみの、人気のシナモンロールです。スウェーデンの伝統的クッキー、ドロンマルも作ります。とりあげる作品は、フレドリック・バックマンの『おばあちゃんのごめんねリスト』(早川書房)。大胆不敵なおばあちゃんの死後、孫のエルサが残された手紙を宛先に届けるうちに、ミステリアスなおばあちゃんの秘密が明かされていく、という素敵な物語です。おとぎ話的要素も多く、どこの国が舞台でもおかしくないのですが、頻繁に登場するシナモンロールとドロンマルはとてもスウェーデン的です(リンドグレーンとイケアもだけど)。

おばあちゃんのごめんねリスト

出版社 / 早川書房

作者 / フレドリック バックマン,Fredrick Backman,坂本 あおい

発売日 / 2018/03/20

価格¥ 2,376(2018/10/06 06:48時点)

 映画「かもめ食堂」はフィンランドが舞台ですが、シナモンロールが大きな役割を果たします。今回作るのは、「かもめ食堂」のシナモンロールに似た、シンプルで素朴な味わいのシナモンロールです。ドロンマルは〝夢〟という意味の、まるくてかわいい、さくさくほろりのバニラクッキー。どちらも寒い北欧で人びとに温かさをもたらす癒しの食べ物という気がします。とっても簡単なので、パン作りやお菓子作りが初めての方でも大丈夫ですよ。課題書を読んでいなくても問題ありません。

 ゲストには、最近スウェーデン語の学習をはじめたという、訳者の坂本あおいさんをお招きする予定です。

 なお、今回は初の試みとして、平日夜に開催します。土日に都合がつきづらい方や、お仕事帰りの方にも参加していただけるとうれしいです。ご相談いただければ、遅刻・早退もOKです。

 読書の秋と食欲の秋を同時に楽しめる秋の調理実習。みなさまのお申し込みをお待ちしています

<詳細>

日時:11月9日(金)18:45〜21:00すぎ
   (受付 18:30〜)

場所:渋谷駅近くの施設の調理室
   *ご参加のみなさまには、のちほど詳しい場所を
    お知らせいたします。

持ち物:エプロン、タオル(手を拭くためのもの)、
    三角巾(お使いにならない方は髪の毛が垂れて
    こない工夫をお願いいたします)

定員:15名(世話人、お手伝いを除く)

参加費:1500円(会場費、材料代、諸経費、保険込み、 
    コーヒー(もしくは紅茶)のサーヴィスつき)

今回の割引:二〇一八年にスウェーデンに行かれた方、
      500円割引させていただきます。

申し込み方法
mys.cooking@gmail.comまでメールでお申し込みください。
 申し込み後、数日以内に確認のメールを差しあげます。
*件名は「11月9日 調理実習」でお願いいたします。

調理実習ではオーヴンや包丁を使用しますので、安全を考えて、当日のみの行事保険に加入いたします。保険の加入に必要となりますので、お申し込みのメールの本文に以下の内容をお書きください。

 ・お名前
 ・ご住所
 ・ご連絡先電話番号

*割引適用になる方は、その旨もお知らせいただけますと幸いです。

『翻訳ミステリーお料理の会』世話人一同

 

 


↓こちらは終了しました

翻訳ミステリーお料理の会、第10回調理実習のお知らせ(執筆者:上條ひろみ)

 こんにちは! 翻訳ミステリーお料理の会です。翻訳ミステリーに出てくる料理をみなさんとともに作って、楽しくおしゃべりしながら試食する調理実習を、春と秋、年に二回おこなっています。このたびめでたく10回目となる調理実習のご案内です。

 今回とりあげるのは、世話人のわたくし激推しの、ジャナ・デリオン『ワニの町へ来たスパイ』です。

ワニの町へ来たスパイ (創元推理文庫)

出版社 / 東京創元社

作者 / ジャナ・デリオン,島村 浩子

発売日 / 2017/12/11

価格¥ 1,015(2018/04/15 08:03時点)

 

 ルイジアナの田舎町(その名もシンフル)に一時潜伏することになった超凄腕CIA秘密工作員レディング(通称フォーチュン)が、ハイスペックな謎の老婦人たちに振りまわされながら、家の裏の川で発見された人骨事件の真相をさぐる、抱腹絶倒のシリーズ一作目。

 アメリカ南部料理が多数紹介されていることでも高く評価できる作品で、なかでも印象的なのは、教会の礼拝後のランチで争奪戦が繰り広げられる「郡でいちばんおいしい」バナナプディング。調べてみると、バナナとカスタードクリームとウェファース(アイスクリームに添えたりする日本のウェファースとはちがいます。代表的なものはNillaのVanilla Wafers)という名のビスケットを重ねただけのトライフルのようなものなのですが、スパイのレディングも「生まれてから食べたなかで最高においしいバナナプディング」だと評しています。

 調理実習では、礼拝後のランチでレディングが食べるアメリカ南部料理のフルコース、定番料理の「チキンフライドステーキ」、滋味豊かな「マッシュポテト」、簡単で絶品の「フライドオクラ」そしてもちろん南部デザートの代表「バナナプディング」を作ります。ちなみにチキンフライドステーキは、鶏肉ではなくて、フライドチキン風の衣をつけて揚げた「牛肉」の料理で、別名「カントリーフライドステーキ」。牛肉をたたいて薄くするので、ミラノ風カツレツやウィンナシュニッツェルのような感じといえばおわかりいただけるでしょうか。

 ゲストには訳者の島村浩子さんをお迎えし、調理のあとは翻訳のこぼれ話などをうかがいながら、楽しく試食したいと思います。  課題書を読んでいなくても、料理が苦手でもOK。3人〜5人ぐらいのグループに別れてワイワイと作業しながら、ディープサウスに思いを馳せてみませんか。みなさまのお申し込みをお待ちしています。

詳細

日時:5月12日(土)13:30〜17:00(受付 13:15〜)

場所:渋谷駅近くの施設の調理室 *ご参加のみなさまには、のちほど詳しい場所をお知らせいたします。

持ち物:エプロン、タオル(手を拭くためのもの)、三角巾(お使いにならない方は髪の毛が垂れてこない工夫をお願いいたします)

定員:15名(世話人、お手伝いを除く)

参加費:2500円(会場費、材料代、諸経費、保険込み、コーヒー(もしくは紅茶)のサーヴィスつき)

今回の割引:『ワニの町へ来たスパイ』にちなんで「ワニ肉」を食べたことがある方は(何度も申し上げますが、今回使用する肉は「牛肉」です。「ワニ肉」ではありません)、500円割引させていただきます。

申し込み方法

mys.cooking@gmail.com までメールでお申し込みください。 申し込み後、数日以内に確認のメールを差しあげます。

*件名は「5月12日 調理実習」でお願いいたします。

調理実習ではオーヴンや包丁を使用しますので、安全を考えて、当日のみの行事保険に加入いたします。保険の加入に必要となりますので、お申し込みのメールの本文に以下の内容をお書きください。

 ・お名前 
 ・ご住所
 ・ご連絡先電話番号

*割引適用になる方は、その旨もお知らせいただけますと幸いです。

『翻訳ミステリーお料理の会』世話人一同